婚活で出会った相手とLINEのやりとりをしていて「なんかキモい」と思ってしまったことがある方…実は、ほんとうにほんとうに多いんです。
それには明確な理由があります。
出会って間も無い相手との、たわいも無いLINEのやりとりほど、難しいものは無いからです。
相手のことを知らない状態で、顔も見ず、短い言葉だけを、特別な目的もなく交わす。
カン違いが生まれやすいし、相手の価値観もよくわからないのでセンスのない答えにもなりがち。
すると…キモいと思われてしまうというわけです。
キモいと思われるのは簡単ですが、一度キモいと思われたら、簡単に切れてしまう…フェードアウトされてしまうのが、婚活LINE!
あなたがキモいLINEを送らなくて済むように、導きましょう。
夫婦で婚活コンサルタントをしつつシェアハウスを運営したりしてます。10年以上婚活にたずさわってます。3年前に大分に移住したのを機に、地方ならではの婚活の形があることに気づき、地方の婚活に特化したコンサル・セミナーを行っています。
この連載は、一般的な「モテLINE」ではなく、婚活に特化したLINEのノウハウを伝える大好評のセミナーを文章化しました。
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シホさん
婚活中のキモいLINEのパターン
キモいと思わせるLINEには、たいてい「なんらかの勘違い」が潜んでいます。
空気を読むということは、婚活では強く求められています。
なぜかというと「なんとなくフィーリングが合う」「性格が合う」というのが、婚活で相手に求められるからです。
勘違いは、相手の期待や当たり前を破るつまずきなのです。
「え〜そんなの息苦しそう」と思うかもしれませんが、LINEでのやり取りに関しては、ちょっとしたことを守るだけで、勘違いは防げるようになります!
まずは、LINEでの勘違い、どんなものがあるのか知っておきましょう。
ただ、一言に勘違いと言ってもいろいろあります。
(1)勘違いLINEのパターン
- 相手のLINEの意図を読みまちがえてる
- 相手と自分の関係を読みまちがえてる
- 恋愛の状況を読みまちがえてる
- セルフイメージにカンちがいがある
- 相手のイメージにカンちがいがある
大抵のキモい・勘違いLINEは、この5つのどれかに当てはまっています。
詳細を見てみましょう。
(1)相手のLINEの意図を読みまちがえてる
相手は冗談で言ってるのに、真面目に返したり…
質問に対して、微妙にちがう答えを言ったり…
相手が言ったこととはちがう思い込みを前提に返したり…
ちょっとした「アレ?」という勘違いが重なると、なんとなく「空気が読めない」「合わない人」という印象を与えてしまいます。
意図の読み間違いLINEの例文

▼
男性側も、絵文字も(笑)もwも使わずギャグを言っているのでちょっとカンちがいしてもおかしくない…。けど、でも「かけこみ乗車はおやめください」ってのはギャグでしょう!大真面目に返されたら、相手も返信に困りますよね。
(2)相手と自分の関係を読みまちがえてる
まだまだ相手は自分に対して心の距離があるのに、急に距離を縮めると「なにこのひと」と思われてしまいます。
急にLINEでタメ口を使い始める…
信頼関係ができていないのに、踏み込んだ質問をしたり…
なれなれしい発言をしたり…
深刻すぎる悩みをぶつけたり…
というのも、ありがちです。
▼勘違いLINEの文例

▼
親しい人からの質問ならうれしいことでも、出会って間もない相手からの根ほり葉ほりの質問や、過剰な心配はむしろキモいと思われてしまいます。
(3)恋愛の状況を読みまちがえてる
相手はまだ自分のことをそう好きでもない段階で、LINEでくどきにかかったり、アプローチするようなLINEを送ると、まずまず、キモい認定されてしまいます。
「実は、●さんって、理想なんだよね~」
「早く会いたくて、仕事が手につかない」
「あなたのことを、もっと知りたいです」
「夢で、会えますように」
「今日の飲み会って、男(or女)もいたの?」
「●さんのクチビルってエロいよね」
「●さんのコスプレ、見てみたいな」
▼過剰アプローチでキモい例文

好きな人から言われたらうれしいことでも、タイミングが早いと「なにこの人?」と全力で逃げられてしまいます。
しかも、対面だと言えないようなアピールを、なぜかLINEだと送ってしまう方、多いんです。
急な、LINEでのキャラ変も、何この人!?と思われてしまいますよ。
シホさん
(4)セルフイメージにカンちがいがある
モテなさそうなのに、モテるアピール。
不器用そうなのに、できるやつアピール。
お世辞にもおしゃれとは言えないのに、おしゃれへの強いこだわりを語る。
大人の男性なのに、絵文字・スタンプが多い。
など、他人が思うイメージと、セルフイメージに差があって、しかも、それが漏れ出てしまっていることがあります。
セルフイメージより、他人が思うイメージの方がよかったら、「自分の魅力に気づいていない、謙虚な人」と好印象ですが、逆だとズバリ勘違い…と思われてしまいます。
(5)相手のイメージに勘違いがある
自立を目指す女性に「家庭的だよね〜」
だらしない、ゆるいキャラの相手に「いつもマジメですごいよね」
ちゃんとしたいマジメな相手が失敗した時に「もう、いつもそんなんだよねww」
この人は自分を理解してくれていないな。
この人は、私が持っていないものを求めてるのかな。
そんなふうに思われてしまいます。
LINEでキモいと思われないためには?
まず、どんなひとでも、場合によっては「キモい」と思われうる、「キモい」と思われることを恐れすぎなくていいということを頭に入れておきましょう。
だって、相手のことをよく知らないし、文字しか使えないし、勘違いというのはどうしたって起きることはあるんです。
こうやったらキモいと思われるかな?と不安に思いすぎると、LINEを考えるのが楽しくなくなり、疲れてしまいます。
シホさん
その上で…キモいと思われないためのコツを紹介します。
(1)LINEをよく読む・過去の相手の発言を覚えておく
会員さんのLINEのやり取りを見せてもらうと、いかによく文を読まずにLINEのやり取りをしているかがわかります。
「ちゃんと読んだ!??」と何度言ったことか。
しっかり、LINEの文章を読みましょう。よくわからなければ少し過去のやり取りにもさかのぼるといいですね。
そして、LINEだけじゃなく、デートやアプリ上で知り得た相手の情報も使って、相手の人柄を少しでも掴むようにしましょう。
▼LINEの話題・内容に迷うという方は
(2)わからなければ、相手に聞く
相手が何を言おうとしているかよくわからない時は、正直に、気軽に、聞くこと!
「それって●●●●●●ってこと?😙」
噛み合わないLINEを続けるよりも、聞いてしまった方がよっぽどいいです。
(3)LINEでいきなり距離を詰めようとしない!
その相手と対面でしないような親しいコミュニケーションをLINEでするのはやめましょう。
親しさを出したかったはずなのに、ただの失礼になってしまうことが多いです…。
ただしばらくLINEを続けているのに、ずっと堅苦しいというのも何なので、デートまでに期間がある時には、上手に、少しずつ距離を縮めること。
どうやって距離を縮めるのかはまた別途記事を書くのでそちらを参考に。
(4)LINEで口説かない
口説いたり、アプローチするのは、デートの時にしましょう。
LINEではもっと気軽なやり取りを。
▼どうしてLINEで口説くのはNGなの?
(5)異性の知り合いに自分のLINEを見てもらう
もし、LINEでフェードアウトしたことがあるならば、そのLINEを異性の知り合いに見てもらうといいでしょう。
率直な意見から、改善点が見えてくるものです。
▼そんな知り合いいないなら…
(6)言葉づかい・絵文字・スタンプは相手に合わせる
案外、キモイと思われるポイントは、内容よりも、雰囲気だったりします。
- 言葉づかい
- 絵文字
- スタンプ
相手が送ってくるLINEが絵文字が多いならば、同様に多めに。
少ないならば少なめに。
スタンプも同じスタンプを買って使ってもいいですね。
相手の価値観に合わせることができます。
▼復習
キモいと思われるLINE、理解できたでしょうか?
キモいと思われてしまうLINEの5つのポイント
- 相手のLINEの意図を読みまちがえてる
- 相手と自分の関係を読みまちがえてる
- 恋愛の状況を読みまちがえてる
- セルフイメージにカンちがいがある
- 相手のイメージにカンちがいがある
▼
これで婚活でモテるLINEの3つのポイント
への解説が終わりました。
さて、次は、婚活で出会った人とのLINEの頻度の探り方をお伝えしてきましょう。