データマッチング型の結婚相談所という言葉を聞いたことがありますか?
オーネットやツヴァイなど、大手結婚相談所はこのデータマッチング型と呼ばれる形式です。
結婚相談所を選んでいるという方は、データマッチング型とは何なのかを理解しておきましょう。
この記事ではデータマッチング型が何なのか、入会したらどんな流れで活動するか、そしてどんな方に合っているのかを紹介します。
あなたの結婚相談所選びにきっと、役に立つでしょう。
夫婦で婚活コンサルタントをしているイチハラです。10年以上婚活にたずさわってきました。今は、大分県在住で九州の婚活の充実のため自治体と共に活動しています。 このサイトでは、婚活の裏も表も含めて、私たちが本当に役立つと思う情報をお伝えしています。
シホさん
データマッチング型とは?
結婚相談所には、大きく分けて3つのタイプがあります。
- お世話型の結婚相談所
- データマッチング型の結婚相談所
- システムマネジメント型の結婚相談所
▼「なにそれ?」という方は、先にこの記事をご覧ください 結婚相談所の3つのタイプ。あなたはどれが合う?
代表的なデータマッチング型の結婚相談所
- オーネット
- ツヴァイ
この2つが代表的な、データマッチング型の結婚相談所です。
オーネットは楽天グループ、ツヴァイはイオングループ。
ともに大企業の傘下、たっぷり広告費もかけていますのでCMやWEB広告で見たことがある方も多いのではないでしょうか。
データマッチング型の結婚相談所をひとことで言うと
「データマッチング型の出会いを1番のウリにした結婚相談所」 といえます。
じゃぁデータマッチング型が何なのかと言うと、
データ上、相性のいい異性をピックアップして、紹介するという出会い方です。
入会時には、数十もの項目で自分の情報を登録します。
自分の情報から、お相手への希望に関することまで。それをコンピュータ上で分析して、相性がいい異性が毎月紹介されるのです。
今は、データマッチング型以外の他の形式の結婚相談所でも、データマッチング型の出会いは提供しています。
昔はお世話型の結婚相談所は、データマッチング型の出会いは提供しておらず、ハンドメイドの紹介が中心でした。対比するため、オーネットなどをデータマッチング型と呼ぶようになりました。
でも、今は、データマッチングでの出会いは、データマッチング型結婚相談所の専売特許ではなくなっています。
ちょっとわかりにくいのですが、データマッチング型の出会いがよりメインなのが、オーネットであり、ツヴァイだと考えるといいでしょう。
具体的にデータマッチング型の結婚相談所を知るために、活動の流れを見てしまいましょう。
データマッチング型の結婚相談所の流れ
ざっくり言うとこんな感じです。


データマッチング型の結婚相談所5つの特徴
- 探さなくても、合う人がわかる
- 自然な出会い
- サポートは少なめ
- 自然な恋に近い
- 成婚料がかからない
順番にみていきましょう。
(1)探さなくても、合う人がわかる
データマッチング型の結婚相談所では、毎月必ず、自分に合う人がピックアップされます。
「せっかく紹介されているから、申し込んでみようか」と、一歩を踏み出すきっかけになるんです。
(2)自然な出会い
お申し込みをして、お相手からOKがもらえたらマッチング成立です。
データマッチング型の結婚相談所では、このあとお見合いはしません。 自分たちでメッセージのやり取りをして、デートの約束をするんです。
お見合いから始まる出会いよりも、ずっと自然な出会いに近いと言えます。
(3)サポートは少なめ
データマッチング型の結婚相談所は、お世話型の結婚相談所に比べて、サポートは少ない傾向があります。
一応、担当者はつきますが、入会後のまとまったカウンセリングも、定期的なカウンセリングもありません。
メールや電話での相談は仕放題ということになっているけれど、自分から連絡する必要があるので、活用できる方は限られています。
(4)自然な恋に近い
データマッチング型の結婚相談所では、交際がスタートしたら、休会をすることができます。
休会期間は、月会費が500円〜1000円に。通常の月会費は1万円を超えているので、かなりのお得感ですよね。
休会中は、男女が2人きりで仲を深めることができます。
この期間中に、データマッチング型の結婚相談所では、付き合い方についての特別な決まりを持っていません。セックスをしても、お泊まりをしても、それは2人にお任せします、ということです。
データマッチング型の結婚相談所のサービスの根幹は、「出会いの提供」でしたね。その出会いをストップするということから、当然、月会費はかからなくなるのです。
成婚料がかからない
データマッチング型の結婚相談所では、成婚退会するときにも、特に成婚料は発生しません。
お世話型の結婚相談所では、成婚料は10万円〜20万円が相場ですので、かなりのちがいがありますね。
データマッチング型の結婚相談所に向いている人
データマッチング型の結婚相談所の特徴を踏まえて、どんな人にデータマッチング型の結婚相談所が合っているのかを見てみましょう。
(1)いい出会いが欲しい方
データマッチング型の結婚相談所は、大手ばかりなので、会員数が豊富です。
特にオーネットは20代から40代まで多く登録していて、しかも、真剣な方ばかりなので、いい出会いが期待できます。
(2)自然な恋がしたい方
ちゃんと恋をして結婚したいですよね。
データマッチング型の結婚相談所は、出会いから交際まで、自然な恋に近いと言えます。
(3)ある程度自分で動ける方
自然な出会い、自然な付き合い、というのは、自分で動く必要があるということでもあります。
恋愛経験がある程度あり、いいひとがいれば、自分で誘い、デートを繰り返し、結婚へつなげることができるという方に合っています。
入会時には高いお金を払い、めんどうな証明書も取得して提出します。「本気で結婚したい人」しか登録していないのです。
データマッチング型の結婚相談所が合わない方
逆に、データマッチング型の結婚相談所が合っていないのは、どんな方でしょう。
(1)恋愛に慣れていない
サポートが少なく、出会いも自然、付き合いも自然となると、自分で考えて動く必要があります。
これまでに、恋愛経験が少なく、かつどうすればいいかわからないという方は、メッセージのやり取り、デート、交際とステップアップするのが難しいかもしれません。
(2)相談するのが苦手・遠慮しがち
データマッチング型の結婚相談所のサポートは、「問い合わせすれば答えてくれる」というカスタマーサポート的な存在だと言えます。
遠慮せずに、自分の不安や迷いをどんどん連絡すればいいのですが、担当者も数百人も会員を抱えているので、忙しそうなんですよね。こんなことを聞いていいんだろうか、と一人で抱え込んでしまう方もいます。
(3)優柔不断だ
データマッチング型の結婚相談所は、お世話もゆるく、かつ出会い・交際の自由度が高い。
となると、当然自分で決断して、動く機会が多いということになります。
恋愛に関して、自分で決めるのが苦手、ついつい決断を先延ばしにしてしまうという方は、なかなか結婚までたどり着くことが難しくなってしまいます。
そんな場合は、自分が本当にどんな結婚をしたいのかを、話し合いの中から共に見いだすことができる、そんなお世話型の結婚相談所を探したいものです。
ふりかえると|データマッチング型の結婚相談所
データマッチング型の結婚相談所は
▼
「データマッチングでの出会いを一番のウリにした結婚相談所」
例|オーネット・ツヴァイ
探さなくても、合う人がわかる
自然な出会い
サポートは少なめ
自然な恋に近い
成婚料がかからない
いい出会いが欲しい
自然な恋がしたい
自分で動ける
シホさん
次は、お世話型の結婚相談所の特徴と流れを紹介しましょう。
▼その他のタイプの結婚相談所


▼結婚相談所の基本

